akaruimiraiのブログ

ツインソウルに出会ってからの1年半
「私はどこへ行くのか。」
「人生っておもしろすぎる」
「予測不可能な日々」
を書いています

私の本当の欲望


森瑤子「情事」より



 セックスを反吐が出るまでやりぬいてみたい





故 森遥子の小説が大好きで.まだ30代だった昔。子育てに疲れ、仕事との両立に疲れた私は、どちらかというと髪振り乱して、女というには程遠い生き物だったかもしれません。



私がこの何年かの心の奥底からわき出てくる想い。


周りから女として、見られてない。

夫からも当然見られてない。


私は、私のことを


一人の女として、


欲情される女として、


見られたかったんだ。



彼に出会ったとき

彼が抱きしめてくれたとき

溶けていくような、ふんわりとした安らぎを

感じるとともに、私はわたしが一番欠けていた

女の(メスのっていっていいのかしら?)


ピースを埋めてもらいたかったのだろうと思う。



誰でもいいわけじゃない。



愛する人と愛の行為を

がむしゃらに、般若のような顔で、求めて居たんだろう。怖いわ。



これだけはひとりで

埋められない。

でも、それだけでも自分が満たされないことも

わかっている。




自分の欠けていた

女の欲望を求めれば求めるほど



わたしは


どこか空虚な寂しさを抱えながら

生きていくのかもしれない。


森遥子の小説


最初に読んでから、あり得ないほどの月日が経ってしまったけど、どこかで探してじっくり読んでみようと思ってます。



私が

足りてない、

満たされてない、


と思っている気持ちも。


今自分と向き合って、


大切にしていきたいな。