傷ついたり傷つけたり
昔、大昔の話ですが
友人に男を寝とられたことがありました。
田舎から都会に出てきて知り合った男性で、
1年くらい付き合った人がいました。少しは結婚も考えていたと思います。
私が当時通っていたスクールの同期生たちにも(彼を)紹介して遊んでいました。
ある日、
「好きな人ができた。」と彼は去っていき、私は同期生のお友だちにもその事を話し、泣き暮らしていました。でも、実際その彼の好きな人とは、私の友人の同期生でした。
半年たって、発覚したのですが周りの同期生は
私にその事を秘密にし、その、寝とった彼女も平然と私と接していました。
都会に出てきて人間不信になったのは、その時です。
都会の男女関係に慣れている同期生は
「よくあることだよ、くよくよしない。」
と言いました。
その時の私の感情は、大したことじゃないのか!?私はものすごく傷ついているのに、都会では、そんなことは日常茶飯事??
そうなのかもしれない。と思いながらも
どこか心の中では
「私は傷ついている!」と根強く引きずっていました。
大好きな人と結婚して15年目、夫が浮気したとき、私は死ぬほど傷つきました。しかも、私はものすごく何も悪くないと思っているのに、夫にその事を咎めると
「一生、その事で俺を責めるのか?」と言われ、何も言えなくなりました。
その時も、何も悪くない方がずっと傷ついている。事をやらかした本人も悪いとは思っているのでしょうが、
(私が一番傷ついている。)
そう思って生きてきました。
ジェリーフィッシュと出逢い、他の女性とホテルに泊まったり、デートしたりする場面をこれでもかっ!と2年間見せ続けられてます。
(私が一番傷ついている。)
私は、又昔の事を思い出します。
私が傷ついてきたことを、
これでもか、これでもか、と。
でもね。私もどこかで誰かを
これでもか、これでもか、と傷つけてきたかもしれません。いえ、確実に傷つけています。
ずっと、私だけが!
と思っていました。
傷ついているのは私だけと。
もう、私も許してあげよう。
そして、私が傷つけたかもしれない
彼女、彼らにも許してもらおう。
もう
傷は癒されたよ。と。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。