akaruimiraiのブログ

ツインソウルに出会ってからの1年半
「私はどこへ行くのか。」
「人生っておもしろすぎる」
「予測不可能な日々」
を書いています

桜並木を通りながら

ちょうどこの時期


ちょうど2年前


サクラが満開の坂を歩き

一人暮らしをスタートした道を



2年経ち、不動産屋に鍵を返し、完全に引き渡し、今度は坂を下って歩いた。


花冷えか、寒さで身が縮む思いで

コートの襟を立ててショールを口元まで

まとい


歩いたときは、ここにずっと居たかったけど

これも私が選んだ道。

次だよ、これから。

と微笑みさえ浮かべながら、坂をおりた。



2年前、1人暮らしを始めようと、引っ越しをし

自分で配線をし、家具も安くてシンプルなものを選び、もしかしたら、ジェリーフィッシュが来るかもとグラスを2つ用意したりしてみた。


ジェリーフィッシュと駅からの道を二人で歩くことをいつも妄想し、コーヒーはここで飲みたいなとか、ここで買い物をしようとか、夢ばっかりだったね。



何度もこの街に飲みに来てくれたジェリーフィッシュだけど、1度も私の住むアパートには

来なかった。



夜遅くなって、酔っぱらって


うちにくる?

と聞いたけど

手を振りほどいて帰って行った彼。


振りほどくことはないじゃない!と

わたしは、絶望と怒りと悲しさから

いつも泣いて、


何度も、何度も



忘れたい!


嫌いになればいい



憎めばいい!


他に大好きな人が出来れば!と

いつも考えていて、ちょっと誘われると

「この人かもっ!!」って飲みにいっては



そのまま、みんな、消えていった。



ジェリーフィッシュだけが




残った。



この二年間、サクラから桜へ。

これからも思い出すだろうな。


私の人生が変わるきっかけとなった

桜並木。


よく頑張った。


知らない人や、慣れない職場で

「ここで、わたしはみんなから好かれて

ちゃんと働こう!」とみんないい人だ。


やりがいのある仕事だと


必死でジェリーフィッシュとの会いたくても会えなかったり傷ついたりした心を、どうにか仕事の成功で埋めようとした。


2年で壊れちゃったね。




でも私の一生懸命や、新しい彼との

生活を夢見て、毎日を明るく過ごしたことは

間違いない事実。


これでいい。



今日、日付が

変わってから



あまりの自分の


頑張りぶりに


よくやった!


よくやった!と


初めて



涙が止まらなかった。




私は、


幸せなひとりの2年を



ジェリーフィッシュだらけの


執着とエゴに満ちた、嫉妬の塊と

落ち込みの激しさと、嬉しいときのハイ状態なジェットコースターに毎日乗ってるような



そんな日々を



誉めて



誉めて


偉かった!!って言ったら



ココロガ飛び出したように



泣いた。



もう、気取らなくていいよ。


強がって、特に引っ越しなんてどうでもいいなんて思わなくていいの。


私にとっては、家から飛び出て一人で暮らす覚悟っていったら、そりゃーすごいことだったんだから。



私の親も、友人も



よかった、よかった、


夫のところへ


又戻ったんだね。



と皆、ホッとしたと喜んでくれる。




今日だけは大泣きします。