akaruimiraiのブログ

ツインソウルに出会ってからの1年半
「私はどこへ行くのか。」
「人生っておもしろすぎる」
「予測不可能な日々」
を書いています

カオナシのような私

この頃の私は

会いたい!会えない

抱きしめてほしい!抱きしめてもらえない

好きといってほしい!言ってもらえない


もう呆れるほどの欲しがり女。

ついジブリ映画の

(千と千尋の神隠し)のカオナシを思い出しました。!

まさしくじとーーーっと見つめ続け

呪いのように心の中で(愛が欲しい!)と泣き叫ぶ。あくまで本人には言ったことがないのですけど。

多分態度でわかるでしょう。



せっかく二人きりになっても、温かくふんわかした目で見つめられるだけで襲ってはきませんでした。(笑)


ただ、ちょうど何かの会話の中で

「テレパシーで送って、」

と言われたことがあり(日記にも忘れないように書いてありました。)死ぬほどびっくりしたです。



横に少し寄り添うように座っていたとき


「愛されてきたんだな。」


と寂しげにいうのがよくわからず、「彼は愛されてこなかったのかな?」と気になったけど何も聞きませんでした。


静寂の中で少し本音を出してくれるのかな?とも思いました。



本音といえば、私とジェリーフイッシュは冗談が大好きで、とにかくユーモアが世界を救うっていうのが共通点。

日頃仕事で大変なところを笑いで吹っ飛ばすところがあって、私もはしゃいでバカなことばかり云うときは、かなりどんよりした気分の時なのでした。

1度、二人でご飯を食べてるとき


「死ぬか生きるか!の世界だから。」


と真顔で言ったので心配で心配で、余計なお世話だけど私に出来ることはないのかな?と聞いたら


「あっ、誰にも言ったことがないのに。

もう、この話はしない。」と急に苦い顔つきになりスパッと断ちきられまして。

女の私は、仕事のことなんてどんどん愚痴ればいいのに弱音を吐いてくれればいいのにと思ったけど、そこからは一切仕事の悩みは言わないのでした。


これは、夫と一緒なんだなあー。


つらいことも表に出さないなんて

つらいですからね。



少しずつ、近づいてきたように感じたのに


私が家を出た頃から


相手の行動に傷ついていきます。


今考えると、私が勝手に傷ついて勝手に悲しくなって、勝手に怒ったりしていたのですけど。

予想外の展開

回想に戻ります。

不意に抱きしめられたのは


もしかしたら夢だったのかも。何もなかったような日々は続きました。


出逢って7ヶ月目くらい

のある日。





朝、目覚めたら



隣にジェリーフイッシュが!!


(私が夫と別居する前のことです)



ん??って目覚めて横を見たら


夢???

何???

どこ???


不覚でした。わたし、グループで飲んでいて

酔っぱらってしまったようです。隣にグウスカ寝ているジェリーフイッシュを見たときは、、、、


ビジネスホテルで、朝6時起床です。


こんなブログでお恥ずかしい話ですが、すっかり酔いはぶっ飛んでました。ふと隣の彼が目を覚まし、現実と対面。


ちょっとためらいましたが

抱き合いました。「いや、やめた方がいい」と彼は言いましたが負けました。


こうしたかったし、こうなりたかった。




ただ、ただ幸せな気持ちでした。

もし、私がアバンチュールな体験をしたかっただけだったら、もっと早くこうなってたかもしれない。



私の覚悟はここで決まったのかもしれません。ただこの事があって、ふつうのカップルのようにデレデレ、とした感じはなくむしろそのあとも会っているのにそっけない(グループでの会合です。)態度にショックを受けてます


私は、



多分

がっかりされたのだろう。


と自己嫌悪に陥ってました。



好き好き、言ってくれるわけでもなく「フツーは何かリアクションあるでしょ?」って勝手に思っていたので落ち込む感じが続きました。


そのあと、又




二人きりになれる機会があったのですが、、、、

本当の自分

いつもジェリーフイッシュとは

グループで会ってました。まず何日は予定どう?と私に連絡が来て日程が合うと他の人も誘う感じでした。


私はそれが大不満で「二人きりで会いたいのに」と思っていましたら、


「早めにこれたら0次会しましょうか?」と、


みんなと会う一時間くらい前に待ち合わせをして、二人きりで会えるようになりました。→かなり有頂天。

そこで小さい頃のこと、学生の頃のこと、ポツポツ話すようになり、学生の頃ジェリーフイッシュがほとんど過ごしていた街に私も若い頃住んでたことがわかりました。歳が違うので同じ空間に居たことはないと思うけど。


話をすればするほど好きな食べ物や人の好み、が合うことに気づかされます。


彼は

「この歳まで一人でいるっていうことは何か理由があるんだよ」



「どこかまちがってたんだな」

と昔付き合っていた彼女のことも教えてくれました。


私は自分に好意をもってほしくて


「ジェリーフイッシュと会ってから、いいことばかりだし、何より私とかみんなも楽しいこといっぱい体験させてもらってるよ」と褒め称えたのですが


「そんな、いい男じゃないよ」



と苦笑いするのでした。


プチデート&団体会がほとんど毎週のようになって(交通費もかなりかかりました)


この頃、私は性格が変わってしまったかのように(男に甘える女)になっていました。お店も決めさせない、食べるものも決めさせない!(勝手に注文する)俺にまかせとけば、いいんだ!と言われいつもの私だったらブチキレて何様!!?と怒るはずなのに、心地よい!


「手がかかるなぁ」

「言うことを聞いてなさい!」


などと言われた日にはケンカを売ってた私ですが、すっかりそれがジェリーフイッシュと居ると素直になれる自分がいました。


わたし、そんな女って嫌いじゃなかったっけ?


実は本当の私って


こんななのかも。。。。。って


ずいぶんと長く生きてきたけど、この歳になって価値観をひっくり返すようなことってあるの??と不思議でなりません。


もしかしたら、こうやって男の人に頼りきって甘えたかったのかもしれません。ずっと、ずっと、長い間。


経済も、何でも対等でありたいと夫とは

男女平等を主張していた私でしたから。夫がこの私を見たら卒倒するでしょう!



何よりも、人よりよく喋る私ですがジェリーフイッシュと居ると静かになって、よく話を聞いているようになりました。教えてって言うと延々と自信たっぷりに自慢してくる彼が頼もしかったです。それでつい嬉しくてヨイショじゃなくてもっと誉めてました。

男の人って、こんなに誉められると嬉しいのだなぁ♪と私は誉められると却って、(何かある?)と疑うような性悪でしたから。


頼って、誉めて、釣りバカ日誌の奥さんのような人ってありえない!って思ってたけど漠然とこんな風に嬉しそうに笑うジェリーフイッシュを見続けていられたらなぁと思いました。


、、と同時に


夫をもっと誉めてあげたかったなぁ。


一生懸命、家事、育児、仕事もやってきたのに

私は、「私もそれをやってるんだから当然!」と当たり前みたいに思ってました。



今から誉めてあげればいいじゃん!!


やはり戦友だから


なかなかうまいこといかないのです。



本当の自分が表れてきたとしたら


今までの自分は




いったい、



なんだったのでしょー。